着物をはじめるなら

着物を着てみたいなぁと思っても

・まず何から揃えればいいの?

・お金はどのくらいかかるのか

などわからないことが多くてあきらめてしまう方もいるのではないでしょうか。

私も最初は何もわかりませんでした。

でも大丈夫です!

最初から全部揃える必要はなく、高価なものを買う必要もありません。

まずカジュアルに普段着として着られる着物(普段着物)で練習してみましょう。


【着物】

最初に練習をするなら小紋や紬が良いです。

小紋は全体的に柄が広がっているもの、柄が大きくても小さくても小紋です。

紬は糸を先染めして織っているのでざらざらしている印象でしょうか。

どちらもカジュアルに着られる普段着物です。


【帯】

普段着物に合わせるなら、名古屋帯を用意しましょう。

名古屋帯は短いと最初はお太鼓が作りにくいので、選べるなら360cmはあったほうが良いです。昔の帯だと350cmより短い帯もあります。

または半幅帯もおすすめです。帯幅は15cmほど。半幅帯はたくさんのアレンジがあり、帯揚げ・帯締めは使わなくてもよいので便利です。


【小物】

名古屋帯の場合は帯揚げ、帯締めが必要です。

帯揚げは帯の上にちらっと見えている布です。

普段着物に合わせる場合は、絞り・ぼかし・きらきら以外のものにしましょう(これらは礼装用です)。

帯締めは帯の真ん中に締める一本の紐です。お太鼓を作る場合はこれ一本で押さえますので大切なものです。平らで金糸や銀糸が入ったきらきらしたものは礼装用なので普段着物の場合はそれ以外にしましょう。

普段着物なら三分紐もおすすめです。三分紐の場合は帯留めが必要になります。留め具を用意すれば小さめのブローチでも代用できるのでお気に入りのものをつけてもおしゃれです。


以上普段着物についてまとめました。


実家や祖父母のお家に眠っているものがあるかもしれません。良い機会なので是非使ってみましょう。

購入する場合は、最初から店舗で購入するのは勇気がいりますので、リサイクルショップやフリマサイトを活用するのもおすすめです。状態の良いものや未使用品も沢山あります。着物も帯も5000円~10000円くらいで手に入ります。それなら洋服を購入する感覚で選べますね。

もちろん呉服屋さんで誂えたいという方もいると思います。安くない買い物ですので最初は練習して着物の知識を得てからのほうが、ご自分に合ったものを選べるのではないでしょうか。私は知識が足りないまま購入して失敗した経験があります。

あまり不安にならずに、気軽に身近なところから始めてみましょう。


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ヒロミノキモノ 山野流着装教室

山野流着装奥伝講師による札幌市・札幌近郊の出張着付、着付教室です 着付教室ではフリーレッスンのほか、着付講師の資格取得も可能です 着物に興味のある方に着物の楽しさを伝えたい!という思いから始めました お気軽にお問い合わせください

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