着付講師取得への道
山野流着装教室の奥伝講習会は約半年間行われます。
11回の講習を月2回位のペースで進め、12回目に査定審査という試験があります。
審査に合格すると、奥伝講師として自分で山野流の教室を開けます。また、着付師として着付けのお仕事もできます。
・お子様に手がかからなくなったので、自宅で教室を開いてみたい
・本職の他にダブルワークで趣味のお着物を仕事したい
と思っている方、いかがでしょうか。
1回の講習は約5時間と長く、内容がぎっしり詰まっています。講習は毎回教本を学ぶ座学の時間の後に、実技の実習があるイメージです。
ちなみに、奥伝講習会は必ずお着物着用で受講します。毎回着ていくのも大変ですが、自分で手早く着る練習になります。
講習内容は、
〇 訪問着・振袖・袴・留袖など人に着付けること。またそれに合わせた帯結びの練習。帯結びは色々な種類を実習しますのでとても楽しかったです。
〇 自分で着ること。初伝と中伝で行っているので、復習になります。礼装の時に自分で変わり結びが作れるように、山野流のアイコー枕という枕を使用した実習もあります。あらかじめこの枕に変わり結びを作っておき、着物を着てから背中に背負うイメージです。
お太鼓ではなく自分で華やかな変わり結びができるので便利です。
〇 講師としての心構え。講師として生徒さんに教えるための話し方の講習があります。
そして12回目の査定審査内容は、
・普段着の着物と名古屋帯を自分で着る試験
・留袖と袋帯を相手に着付ける試験
・着物の知識の筆記試験
講習の内容は盛りだくさんで大変ですが、先生が明るく楽しかったので、毎回あっという間でした。
私は初伝・中伝・奥伝を全てで1年ちょっとで終わらせるという、スピーディな取り方をしました。始める時期によってはそのようにとることもできます。
また、のんびりご自分のペースで進めても良いと思います。
こちらを読まれて奥伝の取得に興味が出てきたな、という方いらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ下さい!
お問い合わせは下記リンクよりお願い致します。
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